レッツノートMX5レビュー

(*当サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

レッツノートMXシリーズは12.5インチ液晶搭載のコンパクトノート。液晶を360度回転させることのできる2-in-1ノートです。

レッツノート MX5レビュー

ここでは、レッツノートMXシリーズの特徴等についてレビューしたいと思います(この記事では、シルバーモデルの写真を使用していますが、2016年秋冬モデルからMX5はブラックカラーのみが用意されています)。

レッツノートMXシリーズの最大の特徴は、13.3インチ液晶搭載のコンパクトノートで重量が約1.2kgしかないのにもかかわらず、光学ドライブを搭載している点です。DVDドライブ/ブルーレイドライブ搭載モデルを選択できます。

実際に持ってみましたがすごく軽い!本当に光学ドライブ搭載していてこの軽さなの?という感じです。片手でも軽々持ててしまいます。

しかもすごく薄い。厚さは21mmしかありません。非常に持ちやすいです。

あとMXのもう一つの大きな特徴として、液晶を360度回転させて、タブレットPCとしても使用できる点が挙げられます。

ぐるっと液晶を反転させるだけです。特に強い力を入れる必要はありません。一瞬でタブレットPCに早変わりさせることが可能。

液晶の反対側はキーボードになります。この状態になると、キーボードの機能は自動的にオフになり、触っても反応しなくなります。 長文を入力したいときにはノートPCとして、指で直感的に操作したいときはタブレットPCとしてという風に、自分のニーズに合わせて使うことができます。

またこんな風にスタンド状態で使用することも可能。新幹線や飛行機で机の上に置いてタッチ操作したい場合や動画を視聴したい場合に重宝しそうです。

【レッツノート店頭モデルの比較】

(レッツノートシリーズ(RZ/MX/SZ/LX)の違いについては、レッツノート比較ページを参照してください)

レッツノートの全シリーズを比較した場合、MX5と同じように液晶を反転できるモデルとしてはRZあります。MXとRZの主な違いは、MX5の方が液晶が大きく、光学ドライブを搭載できる点。重さはMX5が重くなります

レッツノートの場合、各モデルの特徴付けがしっかりしているので、自分の用途にあったモデルを選ぶことができると思います。

MX5はではCPUにインテルCore i5/7プロセッサを搭載可能。

ストレージには、高速性/耐障害性に優れたSSDを搭載。メモリは8GB搭載モデルが選択でき、充実した基本性能を誇ります。

[スポンサーリンク]

各パーツをチェック

ボディは強度に優れたカーボン強化マグネシウムを採用。薄肉化・軽量化を図りつつ、強度を確保しています。表面はちょっとざらざらしており、手触りがいいですね。これなら、指紋や汚れがつきにくく、持っていても汗ですべることもなさそうです。

天板部分は、レッツノートの代名詞であるボンネット構造を採用。

液晶は12.5インチを搭載。最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。この大きさの液晶としては広い表示領域を確保できるので、ウィンドウを複数並べて表示することが可能。作業効率のアップにつなげられます。

液晶の上部にはWebカメラを搭載。高解像度フルHD対応の1080pカメラを搭載しているので、高画質な映像を撮影可能。ビデオチャットする際などに威力を発揮しそうです。

タッチパネルを搭載。すこし表面に光沢があるのがわかります。視野角の広い液晶パネルを採用しているので、斜め方向から見てもはっきりと表示を確認できます。

キーボード部分。

キーは、それぞれが独立したアイソレーションタイプを採用しています。

キーピッチはデスクトップキーボード並みの19mmを確保。

薄型ボディを採用しつつも、キーストロークは2mmを確保。

実際にキーボードを使ってみましたが、さすがキーボードに定評のあるレッツノート、打ちやすかったです。

タッチパッド部分も十分な広さを確保しています。

右側面部。写真左から順に、無線切替スイッチ、オーディオ出力端子、マイク入力端子、USB 3.0×2、HDMI出力端子、LANコネクタ、VGA出力端子、電源端子が配置されています。

特筆すべきは、薄さ21mmのスリムボディでありながら、VGA端子とLANコネクタを搭載している点です。どちらの端子も物理的に大きいため、薄さ重視のノートでは搭載されないことも多いのですが、MX5では、この2つの端子は外せないということで搭載しています。

外出先でプレゼンするのにプロジェクタに接続する際、プロジェクタ側にVGA端子しかない、という状況に出会っても、対応に困ることがありません。

また、セキュリティ重視の環境では無線で接続できないことがありますが、LANコネクタを搭載してあるので、こういった環境でも確実に接続できて安心です。さすがはレッツノート、実用性重視の設計です。

前面部、左に光学ドライブ、その横にステータスランプ、音量ボタン、ローテーションロックボタン、SDメモリカードスロット、電源スイッチが配置されています。ローテーションロックボタンは、タブレットPC状態で使用する際、表示を回転させたくないときに使用します。

光学ドライブはトレイ式を採用。この薄さ、軽さ、大きさのノートで光学ドライブを搭載しているのはすごい!

MX5では、DVDドライブ搭載モデル/ブルーレイディスクドライブ搭載モデルを選べますが、購入した後に交換したり、取り外したりすることはできないので注意が必要です。

【MX5 2016年秋冬店頭モデルの比較】

モデル DVDドライブモデル BDモデル
カラーリング シルバー
OS Windows 10 Home Windows 10 Pro
CPU 第6世代
Core i5-6200U
第6世代
Core i7-6500U
メモリ 8GB
ストレージ SSD 128GB SSD 256GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチ ブルーレイドライブ
最長バッテリ
駆動時間
(JEITA 2.0)
約12時間
LTE対応 -
最小重量 約1.198kg 約1.255kg
Office Microsoft Office Home and Business Premium

このように、BDドライブモデルの基本性能が充実しているのがわかります。Core i7/8GBメモリ/256GB SSDを搭載できるのはBDドライブモデルのみ。しかもLTEモジュールを内蔵しています。なので性能重視の方はBDドライブモデルがお勧めです。

左側面部にはスタイラスホルダーを配置。

スタイラスペンを標準で装備しているので、より精細なタッチ操作が可能です。

底面部。バッテリが装備されており、取り外し可能です。バッテリ駆動時間は約12時間。1日中外出する際にも、バッテリ残量を気にすること無く作業できます。

MX5の大きな特徴として、ホットスワップ機能に対応している点が挙げられます。ホットスワップとは、本体にもバッテリを内蔵しているため、電源をオンにした状態でバッテリを交換できる機能のことです。

通常のノートの場合、ホットスワップに対応していないため、バッテリを交換する際には、一度PCの電源を落とす必要があります。しかしMX5の場合、電源をオンにしたままバッテリを交換できるので、作業を中断する必要がりません。長時間使用することの多いヘビーユーザー、ビジネスユーザーにとってはありがたい機能ですね。

LTE対応モデルを用意

Xi(LTE)対応モデルが用意されています。

NTTドコモの通信サービス「Xi」(LTE)対応のモジュールを内蔵しており、受信時最大100Mbps/送信時最大37.5Mbpsの快適なデータ通信が可能です。

これまではルータを一緒に持ち歩くか、スマホのテザリングを利用してネットに接続するケースが多かったと思うのですが、この場合、いちいち接続する手間がかかる、こうした通信機器のバッテリがなくなったらネットにつなげなくなる、というデメリットが生じていました。

しかし、LTE対応モジュールを内蔵することにより
・いちいち外付けの通信機器を持ち歩いて/接続する必要がない
・外付け通信機器のバッテリの減りを気にしなくても済む

というメリットがもたらされます。

使いたいときにすぐ接続できて、バッテリの減りを気にしなくてもいい、というのはありがたいですね。

確認済みのMVNOサービスは、Pana StoreのWonderlinkのみですが、担当者の方の話によると、NTTドコモの回線を使用しているので、NTTドコモ系のMVNOサービスなら基本的には利用できるとのこと。なので、すでにNTTドコモ系のMVNOサービス(IIJ mio/DMM Mobile/NifMoなど)を利用しているのなら、そのままレッツノートにSIMカードを差して利用することが可能だそうです(実際に利用する際は自己責任で御願いしますm(_ _)m)。

ただし、挿入できるSIMカードは標準サイズのみ。Andoroidスマホで利用されることの多いmicro SIMではありません。したがって、micor SIMカードしか持っていない場合には、別途標準SIMを用意するか、アダプタを使う必要があるので注意してください。

まとめ

以上、レッツノートMX5のレビューでした。その特徴をまとめてみると次のとおり。

  • 薄さ21mm、重量1.2kgを実現した、スリム軽量なノート
  • 液晶を360度回転させることでタブレットPCとしても使用可能
  • DVD/BRドライブ搭載モデルを選択可能
  • 薄さを実現しつつも、従来機種と同じ堅牢性を確保
  • 長時間バッテリ駆動を実現
  • 最大解像度1920×1080ドットの高精細パネルを搭載

非常に高い完成度を誇るモバイルノートに仕上がっているのがわかります。価格がちょっと高いかな、という感じは否めないですが、上に挙げた特徴を踏まえて、外出先でもバリバリ作業をこなしたい人なら購入するのもありでしょうね。性能/堅牢性/柔軟性/機能性に優れたモバイルノートを探している人にお勧めです。

最大2万円オフキャンペーン!

2019年春モデルの対象機種限定で最大2万円オフとなるキャンペーンを実施中!詳細については、キャンペーンページ(レッツノート公式ページ)を参照してください。
【対象期間】2019年5月28日 13:30まで

[スポンサーリンク]